公式ドキュメントブックでは、「名古屋城金鯱展」の展示風景の撮りおろしフォト・ドキュメント、立川武蔵氏(国立民族学博物館・名誉教授)、大竹敏之氏などによる金鯱にまつわる寄稿、展示のアートワークや金鯱の歴史などを詳細な解説により紹介します。

ドキュメントブック目次
INTRODUCTION ― 金鯱、16年ぶりに地上へ/PHOTO DOCUMENT: DAY TIME ― 「名古屋城金鯱展」朝と昼の記録/COLUMN ― 金鯱の歴史を旅する、金鯱学事はじめ(寄稿:立川武蔵)、「金シャチ愛」が名古屋をもっと愛される町にする!(寄稿:大竹敏之)/REPORT ―ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだ/OVERVIEW ―海シャチ・山シャチを巡る一期一会のインスタレーション、江戸と現代のポップアートが金鯱を介して邂逅する/PHOTO DOCUMENT: NIGHT ― 「名古屋城金鯱展」夜の記録/LOOKING BACK ― 409年目の金鯱とともに
サイズ:257×182mm/ページ数:88ページ/素材:紙/発行:名古屋城PRイベント実行委員会/発売:COUP LABEL(CBK-003)/価格:1,500円(税込)
「名古屋城金鯱展」の会場で販売されたオリジナルグッズを数量限定でオンラインストアで販売いたします。会場で人気だったメインビジュアルを生かしたグッズがオンラインストアにも登場!また「名古屋城金鯱展DOCUMENT BOOK」発売を記念して、オンラインストア限定グッズが発売されます。数に限りがございますので、ぜひこの機会にお見逃しないようお買い求めください。

Introduction はじめに
古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長でした。いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょうか。
鯱、獅子、龍、鬼、妖怪……。私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。海と山に囲まれ、自然災害や疫病などの災厄と対峙してきた人々が、想像力というささやかな道具をたよりに、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたのです。
令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。
無料
(名古屋城観覧料が別途必要)
名古屋城観覧料:大人500円
名古屋市内高齢者(敬老手帳持参の方)100円
障害者手帳をご提示の方無料(付き添い2名まで)/中学生以下無料
※現在、天守閣には入場できません。
Area Map 会場案内
展示エリア
名古屋城二之丸広場
遥かユーラシア大陸を旅してきた鯱のルーツや、古今東西、災厄と向き合ってきた鯱の仲間たちを独創的な絵図(イラスト:2yang)で表現。見て、学んで、体感できるインスタレーション展示です。

三脚を使用しての撮影はご遠慮ください。
① スタンダードコース
海シャチ・山シャチが織りなす世界観を体感できます。イラストレーター2yang氏の絵図展示(鯱ワールド、妖怪ワールド)の後、全方向から鑑賞できる「山シャチ」と、水盤に浮かぶ「海シャチ」をお楽しみいただけるコースです。
② ショートコース
海シャチ・山シャチの姿を短時間で楽しめる、お時間のない方におすすめのコースです。
③ フォトコース
フォトコースの整理券をお持ちの方のみが立ち入れるスポットで、「海」に浮かぶ金鯱の近くでカメラマンによる記念撮影ができるコースです。撮影した写真はその場で、「名古屋金鯱展」オリジナルデザインの台紙に入れてお渡しします。データもプレゼント!
[フォトコース参加方法]
◎参加料:1組・1枚 2,000円(税込)(当日、会場にてお支払いください。)
◎参加方法:受付は終了しました。
<注意事項>
※金鯱に触ることはできません。
※5名程度一緒に撮影できますが、お渡しする写真は1枚です。
※焼き増しは1枚1,000円(税込)でご対応します。当日カメラマンにお伝えください。
※混雑を避けるため申込組数に上限を設けております。

2yang/津山吉弘(イラストレーター)
UAのジャケットアートを皮切りに、数々のミュージシャンに作品を提供。その他 雑誌やポスターからPV、スノーボードまで ジャンルや媒体を問わず精力的に活動。POPとSurrealの合流地点に佇む仙人。趣味はシルクスクリーン。
音楽:EXOTICO DE LAGO/
楽曲協力:ROSE RECORDS
Souvenir お土産
物販ブース
名古屋の郷土玩具を限定1,000個で復刻した「金鯱土鈴」をはじめ、金鯱展特別記念の「金の御城印」、「金シャチクリップス」など、名古屋城でしか買えないオリジナルのお土産を販売します。

1,500円(税込)
完売しました。

1,400円(税込)

1,200円(税込)

700円(税込)

各750円(税込)

各450円(税込)

各650円(税込)

500円(税込)
正門横売店で、一日限定100枚、
4月2日までの販売となります。
物販・飲食ブース
東日本大震災から10年という節目を迎える陸前高田市から、観光PRや物販・飲食ブースが出展。日本の産金のルーツでもある「みちのくGOLD浪漫」の出展もあります。※観光PRブースは、9:00-16:30となります。※飲食ブースの会場は、西之丸となります。
Event 催し
名古屋城の天守にある金の鯱は一体どこからやって来たのでしょうか。名古屋のシンボルとして親しまれているこの金鯱には、実は意外なルーツがありました。なんとアジアのはるか遠くから、進化をしながらこの地にやってきたのです。豊富な画像とともにその由来を解き明かします。


日時:3月27日(土)14:00(90分程度)/
料金:500円/
定員:80名
講師:立川武蔵
(国立民族学博物館・名誉教授)
◎参加方法:ZOOMビデオウェビナーでのオンライン講座となります。※申し込みが完了した方へZOOMのURLをお送りします。※通信料は各自でご負担願います。◎申込方法:受付は終了しました。
名古屋城から名古屋港までの文化資源や観光資源を結んでいる堀川の流れstreamに現代アートが光をあて、名古屋の歴史・文化遺産heritageをリアルタイムに再生streamingする。それがストリーミング・ヘリテージの試みです。名古屋城エリアでは、名古屋城金鯱展会場内にて、一夜限りの映像とサウンドによるパフォーマンス、また、シンポジウムを開催します。協力:なごや日本博事業実行委員会

日時:3月20日(土)
18:00開場・18:30開演
18:30-19:00:映像とサウンドによるパフォーマンス「Re:No.3」日栄一真+竹市学
19:00-20:30:シンボジウム 五十嵐太郎×市原えつこ
定員:50名(先着順)/
料金:無料(名古屋城観覧料が別途必要)
※雨天時は、能楽堂にて開催いたします。
◎参加方法:受付は終了しました。
主催
名古屋市
協力
名古屋城金シャチ特別展覧実行委員会、陸前高田市、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」推進協議会
お問い合わせ
名古屋市観光文化交流局 名古屋城総合事務所
〒460-0031 名古屋市中区本丸1番1号 TEL 052-231-1700 FAX 052-201-3646
名古屋城金シャチ特別展覧
2021年4月10日(土)~7月11日(日) ミツコシマエヒロバス
お問い合わせ:TEL052-221-0955(平日)
新型コロナウィルス感染拡大防止のため
ご協力をお願いいたします
● ソーシャルディスタンスを保ってください
● マスクを着用してください
● こまめに手洗い、手指の消毒を行ってください
● 名古屋城入場時の検温にご協力ください